【社労士試験の記憶術】年金:国民年金 申請免除 2021法改正

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社労士試験は語呂合わせで記憶! このフレーズが試験会場で蘇る! 起死回生の魔法のワード! 年金の難関箇所は語呂で暗記!

「地方税法に定める障害者・寡婦・ひとり親であって、前年所得が135万円以下の人は、国民年金保険料の申請免除の対象」

 この条項の改正箇所はどこですか?

年金:国民年金 申請免除 2021

【語呂】
地方(地方税法)で 消火(障害者・寡婦)ひとり(ひとり親)! いざ困(135万円)る!

【解釈】
地方に転居したら、なんと、消防士がひとりしかいない! いざというとき困るから、消防団を結成しよう!!

【解説】
ひとり親」と「135万円」に注目です。

地方税法に定める障害者寡婦ひとり親であって、前年所得が135万円以下の人は、国民年金保険料の申請免除の対象

税制改正により、新たに「ひとり親控除」が創設され、寡婦控除の要件が変更されたことに伴い、子がいる方は婚姻歴がなくても「ひとり親控除」の対象となったことに伴う改正です。

また、所得税非課税額が前年の所得125万円以下から135万円以下になったことも影響しています。

ささやき

国民年金法の法改正というよりは、所得税法の税制改正です。

年金に関して言えば、法律の条文を新たに設けて、解説本が出版されるレベルの大改正であれば注目されますが、注意深く条文を読まないと、意外に看過してしまう法改正もあります。

社労士試験の初回受験の方は、「ありのまま」に受け入れられるでしょうが、複数回受験の方は、読み飛ばしてしまう箇所ではないでしょうか?

そして「135万円」と出題された場合は、自信をもって「✖(間違い)、正解は125万円」としてしまうでしょう! また、「ひとり親」が入っていないから不正解とする問題にも対応できますか?

これを機に「法定免除」「申請免除」の見直しをしておきましょう!

「寡婦」と「ひとり親」、社会的に弱い立場の方に変わりはないのに、保護されていなかった「ひとり親」の方が、法律的に同等の扱いになったことは評価されるべきことです!