【社労士試験の記憶術】年金:老齢基礎年金 金額 2024

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社労士試験は語呂合わせで記憶! このフレーズが試験会場で蘇る! 起死回生の魔法のワード! 年金の難関箇所は語呂で暗記!

年金:老齢基礎年金 金額 2024

【語呂】
《ショップで「会員になりませんか?」と勧誘された時の会話》
〔客=私〕 「みんな入る?
〔店員〕  「はい!皆入りますよ!」

 ハイル(816,000円)  ハイ!ミナ(813,700円)

【解釈】
新しい店に行くと、必ずと言っていいほど、「会員証作りませんか?」「ポイントカード作りませんか?」と勧誘される!
今迄はカード形式だったけど、最近はスマホのアプリになって、その場で入力するのがとても苦手! 後の人の冷たい視線を感じながら、いつも返答は「次回にします!」とパンフレットだけ貰って帰る私。

 【解説】
今年も年金は「二刀流」です!
2024年度の老齢・障害・遺族の基礎年金額は新規裁定者(67歳以下)と既裁定者(68歳以上)で金額が異なります!

 新規裁定者 816,000円   既裁定者  813,700円  となります。

年金も、いよいよ80万円時代に突入か! という感がしますが、既に1999年度から2002年度まで80万円超の時代があったのをお忘れなく!

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【語呂】
 物3つ?  小さい?  ツナ(缶)買いてい  レジ へ

 物3.2(ミッツ・3缶) 小(賃)3.1(サイ) 2.7(ツナ)缶買いたい  0.4(レジ)へ
 物価+3.2%  賃金+3.1%  +2.7%改定  △0.4%〔マクロ経済スライド〕

【解釈】
奥さんからのメールで、会社の帰りに駅前のスーパーで買い物を頼まれた。
「ツナ缶」を頼まれたんだけど、3缶パック?(昔は5缶でなかった?)
缶のサイズ小さくない?  疑問(?)だらけだけど、とりあえずレジで会計しよう!

久し振りの買い物にはビックリ! ビールは1ケース24本で変わっていないから安心して
いたけど、世の中は、量も値段も激変しているんだ! もっと買い物手伝おう!


 【解説】
新規裁定者  名目手取り賃金変動率〔+3.1%〕で改定
既裁定者   物価変動率〔+3.2%〕で改定
       ただし、物価>賃金により、名目手取り賃金変動率〔+3.1%〕を適用
その後、マクロ経済スライドにより△0.4%の調整が行われます。
最終的に 新規裁定者+2.7%既裁定者+2.7%となります。
 3.1% - 0.4% = 2.7%

厚生労働省のホームページで「令和6年度の年金額改定について」を確認してみます。
令和6年度の年金額改定について

併せて、私の過去の投稿もご確認ください。
【社労士試験の記憶術】年金:賃金・物価スライド 2021法改正

 

ささやき

年金額改定に当たり、参照される数値の「(直近3年度平均の)実質賃金変動率」が△0.1%である事実に愕然とします!
『物価は上がる! 賃金は下がる! 年金は上がる!』 
これが現役世代の負担能力に応じた年金給付の真の姿なのか? 疑問が残ります!

基礎年金の金額は、いつ出題されてもおかしくない論点です!
●年金額改定のルール(6パターン)…今回適用以外のケースを含む
●マクロ経済スライドによる調整率の詳細
等を含めて、完全にマスターしておきましょう!

試験を離れて、年金相談の場では、+2.7%改定と80万円台に再突入を説明すれば良いでしょう!
少し前の「サバ缶」が、今年は「ツナ缶」ブームになるかも?