【社労士試験2020】受験生に読んで欲しいこと(直前期編)

社労士試験

2020社労士試験受験生に試験前に読んで欲しいことを記述します。皆さんが冷静な今、読んで欲しいメッセージです!(社労士試験対策)

過去問を頑張る?

過去問を解くのが、自信を付ける為だけだったら推奨されるでしょうが、直前期に過去問を解く意義が、私には見出せませんでした。
学習の段階で、過去問に相当する箇所はマスター済みのはずで、今更チャレンジしても、普通はできて当たり前の世界かと思われます。
奇跡的に同じ問題が出題されたとしても、直前期に過去問をトライして良かったとはならないでしょう。
同じ問題=(イコール)受験生の常識なのです!

論点を少しでもずらされると対応できなかったりしませんか?
択一式で10点満点を狙う学習法になっていませんか?
(できなくてもOKだった問題も含まれているはずです!)
そこに貴重な時間を費やすのですか?

基本はテキスト

「今さらテキスト?」「いえ、今だからこそテキスト!」『今でしょ!』
テキストに載っていることが、わからなかった場合、致命傷になってしまいます!
「覚えられない!」「忘れてしまう!」
その単純明快で根本的な原因は、インターバルが空き過ぎだからです!
「これはテキストで見たのに・・・」
「過去問で似たような問題を解いたのに・・・」
果たしてそれはいつのことですか?
A:「6ヶ月前に1度だけ見たことを覚えていますか?」
B:「1週間前と1日前に繰返し見たことを覚えていますか?」
A・Bのどちらの方が覚えているでしょうか!
一度覚えたら、完全に忘れない内にまた覚え直すことで、真の知識になっていきます。

でも時間がない!

初めてテキストを見たとき、1ページ読むのに何分かかりましたか?
わからないことだらけだったテキストも、今では内容を熟知しているのではないでしょうか?
テキストを見るにしても、1字1句読むことを推奨しているわけではありません!
歌詞や台詞を覚えるのとは、違います。
テキストを見る方法は、写真集のように「画像」としてとらえていくのです。
今のあなたなら、1ページ見るのに1分かからず、わずか数秒の所要時間だと思います。
大事なのは、「読む」ではなく「見る」です!

1枚の写真

机の奥から見つけた1枚の古い写真!
わずか数秒見つめただけで、記憶が蘇ってきませんか?
「あ!中学3年の時の私だ!」「隣にいるのは〇〇さんだ!」「卒業以来会っていないなー!」「あ!〇〇先生だ!」「よく怒られたっけ!」「これは体育祭のとき!最後のリレーで逆転優勝したんだ!」
1枚の写真を端緒に過去の記憶は、沸々と泉のように湧き出して、まるで中学生に戻ったかのように鮮明に記憶は蘇ることでしょう!

その時、写真に写っていない、「△△さん」の記憶も蘇っていたはずです。
「写真に写っていない」=(イコール)「テキストに載っていない」です!
テキストを端緒に、派生知識へもリンクが完成していませんか?

テキストの見方(×読み方)

テキストの読み方ではなく見方ですが、

  • タイトル
  • 説明(ひと言で言うとどういう事?)
  • 要件等
  • 過去問の論点
  • 記憶(語呂合わせ)

それらを意識して「一瞬」で捉えるのです!
感覚的には、テキストからそれらの箇所は浮き出しているように感じるはずです!
ただ、それを確認していくだけの作業になります。その後、バックグラウンドで展開させていくのです!

「1日1科目」を目標にトライしてみてください!
直前にはスピードが増して、1日3科目位こなせるようになるはずです!
直前期だけで、テキストを2回転・3回転させていくのです!
その効能として、実際の試験で「タイトル」を見るとスイッチが入って、
検索ワードを入力したかのように、情報が溢れるほど展開できるようになります!

最後に

それでも、あなたは問題の集まりに過ぎない、既に答えを覚えている「過去問」に拘りますか?

「テキスト」こそ、直前期に最後まで見ていたいと思われませんか?

皆さんの試験当日のご健闘をお祈りいたします。

貴方の羅針盤になりたい・・・ 「らしんばん24」管理人:コンパス