【検証2023】社労士試験:国民年金

社労士試験

社労士試験の受験生に向けて「貴方の羅針盤になりたい!」と始めたこのブログ、試験問題2023と照合してみることとします。
公正を期するため、試験後の投稿・追記等はこの検証に関する投稿が初めてであることを宣言しておきます。

検証:国民年金 択一式 〔問1〕

【問題】
E 寡婦年金の額は、死亡した夫の老齢基礎年金の計算の例によって計算した額の4分の3に相当する額であるが、当該夫が3年以上の付加保険料納付済期間を有していた場合には、上記の額に8,500円を加算した額となる。

【投稿】
【社労士試験の記憶術】年金:死亡一時金
最後は12万 ニコニコ GO! GO! GO! フカヒレ8,500円

【考察】
不正解の選択肢ですが、8,500円加算になるのは死亡一時金であることを必ず覚えましょう!
というよりも、語呂で覚えてしまえば、死亡一時金以外はありえません。

 

検証:国民年金 択一式 〔問6〕

【問題】
A ・・・、その損害を受けた月から翌年の9月までの20歳前傷病による障害基礎年金については、その損害を受けた年の前年又は前々年における当該被災者の所得を理由とする支給の停止は行わない。

【投稿】
【社労士試験の記憶術】年金:20歳前障害基礎年金
20歳前と トーク(10-9) シナジー効果 皆霊視

【考察】
不正解の選択肢ですが、20歳前障害基礎年金の前年所得による支給対象期間は、令和3年改正前の8月-翌年7月から、10月-翌年9月に法改正されています!
法改正箇所は、必ず押さえて置かないと、9月は誤りで7月!と即断することとなり、しかも、選択肢のトップ(A)なので、命取りになります!

 

検証:国民年金 択一式 〔問8〕

【問題】
A 令和5年度の老齢基礎年金の額は、・・・、令和5年度において67歳以下の人は名目手取り賃金変動率を、令和5年度において68歳以上の人は物価変動率を用いて改定され、満額が異なることになったため、マクロ経済スライドによる調整は行われなかった。

【投稿】
【社労士試験の記憶術】年金:老齢基礎年金 金額 2023
泣く子(795,000円) 無く風呂(792,600円) 夫婦(2.2%) 行く(1.9%)

【考察】
不正解の選択肢ですが、「老齢基礎年金の満額」と「国民年金保険料の金額」は最優先で覚えるべきです! 年金相談の場でも、必ず必要になる金額です!
そして、その金額になった経緯も忘れずに!

解説において、以下をコメントしました。
●新規裁定者と既裁定者で金額が異なること
●マクロ経済スライドによる調整が行われたこと

 

検証:国民年金 択一式 〔問10〕

【問題】
A 20歳前傷病による障害基礎年金は、受給権者の前年の所得が、・・・、政令で定める額を超えるときは、その年の10月から翌年の9月まで、その全部又は3分の1に相当する部分の支給が停止される。

【投稿】
【社労士試験の記憶術】年金:20歳前障害基礎年金
20歳前と トーク(10-9) シナジー効果 皆霊視

【考察】
[問6]で問われたのと同じ論点?と一瞬思ってしまいますが、問題文の最後の一文には留意する必要があります。
極端な場合、語尾が[・・・ある][・・・ない]で180度変わるのですから・・・!