【社労士試験2021】受験生に読んで欲しいこと(解答分布編)

社労士試験

一番遅い、第52回(令和2年度)の社労士試験の分析です!
2021社労士試験受験生に試験前に読んで欲しいことを記述します。皆さんが冷静な今、読んで欲しいメッセージです!(社労士試験対策)

テストの解答にメッセージ?

 某携帯電話の会社のテレビCM「テストの解答」篇で、生徒がテストの解答を見直していくと、先生からの「メッセージ」になるというのがありますが(失礼!受験生は見ていないかも?)、社労士試験の択一式のA・B・C・D・Eの5文字では、伝達できる「メッセージ」は限定されるし、そもそも試験の解答に「メッセージ」を込めるなんて、常識的に考えてもあり得ない話です。

 皆さんが試験前には冷静に判断できる、このことさえ、試験会場において解答が「A-B-C」、「C-C-C」となると、「逆メッセージ」として捉え、「解答が連続するなんて、間違っていますよ!」「解答が連続するように作問しませんよ!」「突出してCが多いなんてことはないですよ!」と悪魔の囁きをメッセージと感じてしまう方はいませんか?

 実際の試験では、どうだったのか?を試験直前の今、最終確認しておきましょう!
見直しの段階で、連続するのは間違い!との判断のみで、正答を書き直してしまうことを予防するためにも・・・。

第52回社労士試験の分析(答の分布のみ)

 前提条件として、私は資格学校のような過去数年のビッグデータを保有していません。 単一年度、前回(第52回)のみを検証対象とし、実際の「問題と答」の内容を全て無視して、単純に答の数値のみを対象として分析してみます。 (私も受験生時代にこのような分析は実際に行ないました。)

 第52回(令和2年度)択一式の合計69個の解答がAからEの5つの内、どれに該当したかの個数を調べてみると・・・(本来は70個ですが、没問が1問ある為に69個となります。)

  • A・・・  9個
  • B・・・14個
  • C・・・14個
  • D・・・20個
  • E・・・12個

「70÷5=14」14個前後であれば、平均値となり不安は湧いて来ないでしょうが、どうでしょうか? 最大値のD20個と最小値のA9個との間には、11個の差があります。実に2倍以上の差です!

それ以外に、第52回の特異な数値の組み合わせとして・・・

  • D-D-B-D-D-B (2連続) 
    老基法の1問目から6問目まで、いきなりの出現です。
  • B-D (6回) ※上記を含む。

第52回を実際に受験された方は、より多くマークされた解答用紙の「D列」を目の当たりにして、「異様にDが多い!」と感じられたことでしょう。また、無印の目立つ「A列」をそのままにはできない!と平穏ではいられなかったことでしょう!

試験に向けての心構え

 往々にして解答の数値の連続・数値の偏りは、問題を解いているときには気付かず、解答用紙に記入する際に「あれ?」と気になることと思われます。

 そんな時には、過去の私の記事を参考にしてください。
「受験生に読んで欲しいこと(試験編)」で述べたように、対策を万全にして心の葛藤に対処してください!

皆さんの試験当日のご健闘をお祈りいたします。

 

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